マクロミルは7月19日、「夏休みの過ごし方」に関する調査結果を発表した。調査は7月7日、会社員・公務員971名を対象にインターネットで行われた。

夏休みの平均取得予定日数は3.9日間

理想の夏休み期間を尋ねたところ、最も多い回答は「7日間」(29%)だった。2位は「10日間」(20%)、3位は「5日間」(17%)と続く。現実の夏休みの平均取得予定日数は3.9日間。最も多かったのは「0日(夏休みを取得する予定はない)」で19%にのぼった。

夏休み取得予定日数

なお業種別にみると、取得予定日数が最も長かったのは「製造業」で4.7日間、最も短かったのは「医療・福祉業」で2.3日間だった。

業種別 夏休み平均取得日数

今年夏休みの取得を予定している人に、「山の日」の施行による影響について聞いたところ、「山の日」の恩恵を受けて夏休み期間が長くなる人はわずか17%だった。

「山の日」の施行による夏休みへの影響

夏休みの予定1位は「家でゆっくり過ごす」 - 「仕事をする」も25%

夏休み取得予定者に、夏休みの予定を聞いたところ、1位「家でゆっくり過ごす」(58%)、2位「家族団らん」(47%)、3位「墓参り」(42%)だった。また、夏休み期間を通しての家族全体での予算を聞いたところ、平均額は7万3,798円。最も多い回答は5万円となった。

夏休みに予定していること

まだ予定はしていないが、夏休みにやりたいと思うことも聞いたところ、1位「旅行(国内・海外含む)」(47%)、2位「普段できていない家事をする」(42%)、3位「近場のレジャースポットに行く」(41%)だった。

夏休みを利用して「たくさん寝たい」と思っている人は、73%(予定者34%、希望者39%)にのぼった。一方で、夏休み中にもかかわらず「仕事」をしようと考えている人も25%(予定者13%、希望者数12%)いることがわかった。

夏休みの予定: 「仕事をする」

夏休み中に、家族・親戚に相談しようと思っていることがある人は19%。相談内容で最も多かったのは「子どもの教育・進学について」で、相談事のある人の30%が該当する。「車の購入について」(22%)、「家の購入について」(20%)、「自分自身の結婚について」(16%)と続く。また、未婚で恋人のいる夏休み取得者(175名)のうち、夏休み中に親に恋人を紹介したり挨拶したりしようと考えている人は35%いた。

夏休み中の家族・親戚への相談