映画『ミニオンズ』(15)のスタッフによる最新作『ペット』(8月11日公開)の吹き替えキャスト大集結の本予告映像が15日に公開され、未公開シーンもお披露目された。

映画『ペット』場面写真

本作は、飼い主が留守にしている時にペットは一体どんなことをしているか、2匹の犬を主人公にペットの日常をユーモアに描いたアドベンチャー。大好きな飼い主・ケイティと暮らす主人公の雑種犬・マックスの下に、毛むくじゃらの大型犬・デュークがやってきたことをきっかけに、あるトラブルに巻き込まれ、ニューヨークを舞台にマックスと仲間たちが大冒険を繰り広げる。

公開された本予告は、これまで明かされてきたペットたちの留守番中のおかしな様子に加え、飼い主や仲間たちとの"ユルい"関係と強い絆を感じさせられる仕上がり。ダンボール箱に入れられていた子犬時代のマックスが、ケイティと運命的な出会いを果たす場面から、愛にあふれた幸せそうな日々までが捉えられている。

しかし、迷子になったマックスとデュークは、捕獲されたおりから出してもらう代わりに、捨てられたペット集団のリーダーウサギ・スノーボールに捕らえられてしまう。2匹が考えるのは、大好きなケイティのもとに帰ることだけ。ペット仲間たちは、そんな2匹を助けるために奮闘する。中でも、真っ白でふわふわなポメラニアン・ギジェットが、いとしのマックスの居場所を吐かせるため、ドスのきいた声で野良猫・オゾンを脅すシーンは見どころとなっている。

マックスの吹き替えを務めるのはバナナマンの設楽統、ディーク役は相方の日村勇紀。マックスの飼い主・ケイティ役は佐藤栞、姉御肌の猫・クロエ役は永作博美が担当する。さらに、小さな生き物を見ると食欲が抑えられない鷹・タイベリアス役に宮野真守、忘れっぽくて愉快で陽気なモルモット・ノーマン役に梶裕貴、元気で可愛いポメラニアン・ギジェット役に沢城みゆき、街の事ならなんでも知っているバセットハウンドの老犬・ポップス役に銀河万丈、態度の大きな野良猫スフィンクス・オゾン役に山寺宏一、飼い主に捨てられたペット集団のリーダーウサギ・スノーボール役に中尾隆聖と、豪華メンバーが集結している。

8日より全米アニメ史上最大規模の4370館で公開され、3日間で興行収入1億435万ドル(約107億円)を獲得し、週末興行ランキングで初登場1位を獲得した本作。また、オープニング3日間の成績が、オリジナルアニメーション作品歴代1位となった。


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