『関西ミュージアム-3日間無料入場パス18-』表紙

「ミュージアムぐるっとパス・関西」実行委員会は7月20日、関西地区の美術館・博物館18施設が3日間無料になる『関西ミュージアム-3日間無料入場パス18-』の日本語版を発売する。価格は800円。

訪日観光客向けに英語版も発売

同パスを一度購入すると、使用開始日から3日間連続で対象施設に何度でも無料入場できる(一部施設では特別展等を除く)。パスには各施設の概要やマップ、QRコードなどを掲載するほか、9月1日には訪日観光客向けに英語版を発売する。発行部数は5,000冊、発売場所は参加18施設。最終利用有効日は2017年3月31日。

同委員会はこれまでもミュージアムパスを発行してきたが、利用内容は主に"関西在住者による関西地区のミュージアムの観覧"だった。そこで国内外からの短期滞在型旅行者に向け、「博物館・美術館の魅力をアピールする機会を作るべき」と考え、今回のパスの発売に至ったという。

初年度の参加施設は、京都国立博物館、京都国立近代美術館、国立国際美術館、国立民族学博物館、奈良国立博物館、大阪市立美術館、堺市博物館、和泉市久保惣記念美術館、西宮市大谷記念美術館、佐川美術館、京都文化博物館、兵庫陶芸美術館、ピースおおさか(大阪国際平和センター)、堺アルフォンス・ミュシャ館、大阪企業家ミュージアム、龍谷大学龍谷ミュージアム、上方浮世絵館、宮井ふろしき・袱紗ギャラリー。