バニラエアは9月14日より、成田=ホーチミン線(台北経由)に新規就航。以遠権を活用した路線開設は国内LCC初となる。航空券は7月14日14時より発売を開始する。

バニラエアがいよいよ東南アジアに上陸

同日の9月14日より、同社は那覇=桃園線を就航し、台北発着路線は現状の成田・関空の2路線から3路線に拡大する。成田=ホーチミン線(台北経由)で使用する機材はエアバスA320-200型(180席)で、1日1往復の運航を予定している。

成田=ホーチミン線(台北経由)就航は、同社が掲げる経営ビジョンのひとつである「LCCモデルの進化」を具現化する取り組みの一環で、成田に次ぐ台北の拠点化をさらに推進していくという。同社の台北(桃園)発着路線は、成田、関空、那覇、ホーチミンの計4路線になる。成田=ホーチミン(台北経由)のほか、成田、関空、那覇から台北(桃園)乗り継ぎでも、ホーチミンへ旅行できるようになる。

代表取締役社長の五島勝也氏は、「観光資源が豊富で、東南アジアで最も魅力的な国のひとつであるベトナムが、当社にとって東南アジアにおける最初の就航地になることをとてもうれしく思います。当社のお求めやすい運賃で、ベトナム、台湾、日本の皆様の交流がより一層促進されることを願っております。これからもますます便利になるバニラエアおよびバリューアライアンスのネットワークにどうぞご期待ください」とコメントしている。

9月14日~10月29日における成田=ホーチミン線(台北経由)運航スケジュール(記載は全て現地時刻)

航空券は、7月14日14時よりバニラエア公式ウェブサイト、バニラエア予約センター、各種航空券検索サイトにて航空券の販売を開始。成田=ホーチミン線(台北経由)は、コミコミバニラで片道1万4,690円~、シンプルバニラで片道1万690円~となる。別途、支払手数料と旅客施設使用料が必要になるが、燃油サーチャージ(燃油特別付加運賃)は発生しない。なお、台北(桃園)=ホーチミン線も同じタイミングで販売を開始する。