『東のエデン』『精霊の守り人』『攻殻機動隊S.A.C.』で知られる神山健治監督が描く、父と娘の感動アニメーション映画『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』。その公開が2017年3月に決定し、劇場用ティザーポスタービジュアルが公開された。
劇場用ティザーポスターは、今週16日(土)より全国の劇場にて掲出予定。また本作制作を手掛けるシグナル・エムディのLINE公式アカウントが開設され、LINE公式アカウントでは、本作の制作日誌やプレミアコンテツの配信が予定されている。
「なんでこんなに一日中、眠てえんじゃろ?」。公開されたポスタービジュアルでは、犬のぬいぐるみを抱きかかえ、ロボット・ハーツの腕の中で気持ちよさそうに眠る女子高生・森川ココネの姿が描かれている。物語は、2020年、東京オリンピックを3日後に控えた夏の日。彼女の家族に事件が起きる。ココネが知らない両親の秘密――その謎を解く鍵は、彼女が眠る度にみる妙にリアルでとても温かい、不思議な夢の中にあった……!?
主人公ココネの声を担当するのは、NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』のヒロインを務めるほか、数多くのドラマ・映画で注目を集める女優・高畑充希。自身初のアニメーション映画への参加で、高畑は劇中で岡山弁を披露する。「今年だけで3つめの方言の役です(笑)。方言は難しいですね。岡山の方が聞いても違和感がない音を目指したいです」と意気込み、今年10月にアフレコ収録をする予定となっている。
物語の舞台は、岡山県倉敷市児島。瀬戸大橋のふもとにある穏やかな町にたった二人で暮らす父と娘。夢と現実がリンクするスリリングな物語と、そこですべてが明かされる知られざる家族の絆。お互いを想う親と子に寄り添うような温かな物語は、多くの人に感動と共感を集める。
「自分の娘に観せたい映画を作りたい」と完全オリジナル書き下ろしのファンタジーという新境地に挑み神山健治監督の最新作『ひるね姫 ~知らないワタシの物語~』は、2017年3月の公開予定。
(C)2017 ひるね姫製作委員会