サイボウズスタートアップスは5月24日、サイボウズが提供する業務アプリクラウド「kintone(キントーン)」で帳票を電子保存するために必要となる「タイムスタンプ for kintone」の新バージョンとなる「タイムスタンプ for kintone Ver.1.5」を提供開始した。

「kintone」と「タイムスタンプ for kintone」の連携イメージ

平成27年度税制改正では、電子帳簿保存法における国税関係書類をスキャナ保存できる領収書の金額制限がなくなり、電子署名も不要になるなど規制緩和が進められてきた。平成28年度税制改正ではさらに、領収書などの国税関係書類を、スマートフォンのカメラで撮影した画像ファイルにタイムスタンプを付与することで電子保存することができる予定となっている。

2017年1月1日からの運用に先駆けて、サイボウズスタートアップスは「タイムスタンプ for kintone」をバージョンアップした。新バージョンによって、スマートフォンの操作だけで、画像にタイムスタンプを付与することが可能となった。

画面イメージ

同サービスの価格は、初期費用が無料、月額費用はタイムスタンプが毎月100回まで可能なライトコースが月額9000円(税別)、タイムスタンプが毎月5000回まで可能なスタンダードコースが月額1万5000円(税別)となっている。