オウチーノは5月13日、「出世に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は2015年12月16日~18日、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)在住で20歳~39歳の公務員あるいは会社員554名を対象にインターネットで行われた。

「あなたは将来、どこまで出世したいか」を聞いたところ、18.2%で「出世したくない」が最も多くなった。次いで、「主任クラスまで」(16.8%)、「社長まで」(16.4%)、「役員クラスまで」(13.9%)、「部長クラスまで」(10.8%)。以降、「課長クラスまで」(9.9%)、「係長クラスまで」(7.0%)と続いた。

男女別の結果では、「社長もしくは役員クラスまで出世したい」と回答した割合は、男性が43.0%、女子が17.7%。「出世したくない」の割合は、男性が10.5%、女性が25.6%という結果となった。

「あなたは将来、どこまで出世したいですか?」

「出世したい」と回答した人に、「あなたが出世したいと思う理由は何か」を聞いたところ、1位は「給与・年収を上げたいから」(38.5%)だった。次いで2位は「経験を積みたいから」(13.8%)、3位は「自分の裁量で組織を動かしたいから」(13.2%)。以降「自信を付けたいから」(9.3%)、「ステータスが欲しいから」(8.3%)と続いた。

「あなたが出世したいと思う理由は何ですか?」(複数選択可)

「出世したい」と回答した人に対して「出世するためにお金や時間を自己投資していることがあるか」を聞いたところ、最多は「資格の勉強をしている」(10.6%)だった。次いで「ビジネス本を購読している」(9.3%)、「人脈づくりをしている」(8.8%)、「知識を高めるため独学で勉強している」(8.2%)となった。一方、「特にない」の割合は35.7%に。

「出世をするためにお金や時間を自己投資していることはありますか?」

「社会人になって初めて昇格した年齢」を聞いたところ、51.7%が「25歳~29歳」で最も多くなった。次いで「20歳~24歳」(23.1%)、「30歳~34歳」(17.6%)、「35歳~39歳」(7.6%)となった。