小田急百貨店新宿店(東京都新宿区)で5月16日~31日、「平成28年熊本地震」復興応援フェアとして物産展「くまもと TASUKI プロジェクト 熊本復興応援フェア」を実施。熊本県内の6社が出店し、和洋菓子や麺類、調味料、くまモングッズなど約200種類の地域産品を販売する。

熊本県内の6社が出店(写真は阿蘇健康農園の野菜ラスク)

同フェアは、「熊本地震」で被害を受けた地元事業者の再建支援を行うためには始まった「くまもと TASUKI プロジェクト」の取り組み。熊本県の食を中心とした商品をとりまとめ、物販・催事イベント等熊本の地域産品が活かせる機会づくりを通して、県内事業者への還元と雇用維持へ繋げることを目的としている。

今回の震災により、熊本県ではいまだに多くの人が避難生活を余儀なくされている。経済活動においても、田畑の被害が大きく作物を出荷できない生産者が多数いるほか、県内の飲食店やメーカーにおいても本震から1カ月経った今でも建物の倒壊、機材の破損により営業再開の見通しがつかない状況が続いている。

仮に営業が再開できたとしても、県民の多くが被災し、観光客も減少したことで集客が難しい状況となっているという。こうした状況の中、飲食店やメーカー、生産者を元気づけるべく、県内全域から集めた商品で「熊本復興応援フェア」を開催することとなった。

やきにくのたれ(400g)

九州野菜DRESSINGゆず&青唐辛子(150ml)

会場には、吉平物産の岳間の米(ヒノヒカリ)や肥後そう川の手延べ九州野菜そうめん、清正製菓の熊本銘菓、菊池食品の阿蘇高菜、イケダ食品の阿蘇の赤牛カレー、ユニックスのくまモングッズなど、約200種類の地域産品を取りそろえる。開催日時は5月16日~31日の10時~20時30分、会場は小田急百貨店新宿店本館1階特設会場となる。