プラネットはこのほど、「歯磨き粉に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は4月6日~22日、インターワイヤード運営のネットリサーチ「DIMSDRIVE」のモニター3,801人を対象に、インターネットで実施したもの。

1日に何回、歯を磨いていますか?

1日に何回、歯を磨いているか尋ねたところ、最も多い回答は「2回」(47.6%)、次いで「1回」(25.9%)、「3回」(20.9%)という順になった。「2回以上」と「3回以上」でそれぞれ合計すると、「2回以上」が72.3%と7割以上を占め、「3回以上」磨いている人は24.7%だった。

普段いつ歯を磨いているか聞くと、1位は「就寝前」(62.4%)、2位は「朝食後」(56.4%)、3位は「起床後」(30.9%)だった。「昼食後」「夕食後」に歯を磨いている人は、「朝食後」に磨いている人の半分程度となっている。

普段いつ歯を磨いていますか?

最も長く歯磨きをする時間帯について尋ねると、「就寝前」 (52.1%)が最も多かった。いつ歯磨きするかを聞いた前項の質問でも「就寝前」が1位であったが、歯磨き時間についても、同様の結果になっている。

最も長く歯磨きをする時間帯はいつですか?

歯磨き時間の長さについて調べると、「起床後」「朝食後」「昼食後」の歯磨きに"5分以上"かけている人はそれぞれ3割前後だった。しかし、「夕食後」と「就寝前」になると"5分以上"かける人は半数前後にまで増えている。

最も長く歯磨きをする時間帯の平均歯磨き時間を教えてください

どのような効果を期待して歯磨き粉を使っているか聞くと、1位は「むし歯予防」(80.3%)だった。次いで「歯周病予防」「口臭予防」がほぼ同数で、約6割となっている。年代別に見ても、「むし歯予防」に期待する人は「50代」まで一貫して高く、8割を超えている。一方、年代とともに高くなっているのは「歯周病予防」だった。

どのような効果を期待して歯磨き粉を使っていますか?

歯磨き粉を選ぶ際に重視するポイントについて尋ねたところ、1位は「価格」(56.4%)、2位は「効果」(40.3%)、3位は「配合成分(合計)」(38.3%)だった。具体的な配合成分のなかで最も重視されていたのは、「フッ素入り」(29.7%)だった。

歯磨き粉を選ぶ際に重視するポイント

実際にどんな歯磨き粉が売れているのか、購入個数のランキングを見てみると、1位は「ガードハロー スタンディングチューブ」(花王)、2位は「クリアクリーン ナチュラルミント ST」(花王)、3位は「ガム・デンタルペースト スタンディング」(サンスター)だった。1位から10位までのほとんどは、主にむし歯を防ぐ効果をうたい、かつ手頃な価格帯のものが占めている。

歯磨き粉 購入個数のランキング

一方、11位以下は、むし歯だけでなく、歯周病などへの効果を特にうたったアイテムが目立った。多少値段は高いが、高機能のアイテムがランクインしている。

同ランキングは、カスタマー・コミュニケーションズが構築・運用する購買行動全国パネルデータ「TRUE DATA」を使用。全国ドラッグストア600万人、食品スーパー250万人の購買履歴および個人を特定しない性別・年齢等の消費者属性情報を市場インデックスデータに加工、提供。ドラッグストアでの歯磨きカテゴリにおける2015年12月~2016年2月までの購入個数順位を表示した。