日本マイクロソフトは5月6日、5月1日付けの就業規則変更で、これまでの「在宅勤務制度」を廃止し、新たに「テレワーク勤務制度」を導入したと発表した。

従来の在宅勤務制度(2007年に開始)との主な違いは、以下の通り。

「在宅勤務制度」 新しい「テレワーク勤務制度」
勤務可能場所 自宅 本国内で業務遂行に適切な場所(介護などのニーズに応え、実家などでの勤務可能に)
利用頻度 週3日まで取得可能 制限なし(最大週5日まで取得可能)
利用期間 3か月以上の連続利用が前提 制限なし(短期も可)
利用単位 1日単位 1日の業務時間のうち必要なだけでも可
利用申請 2週間前までにツールで申請・承認 ツール申請・承認不要。前日までに上長に事前申請、勤務日、場所、勤務予定時間にメールで申請・承認

また、フレックスタイム制度のコアタイム(11:00-15:00)を廃止し、より柔軟な 勤務時間の運用を実現した。

同社では、これらの制度の見直しにより、社員がこれまで以上に時間や場所にとらわれない最先端の働き方を追求し、より一層の業務効率・生産性の向上、社員の「働きがい」の向上を目指すとしている。