アベンジャーズの仲間同士の分裂を描くマーベル・スタジオ最新作『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(4月29日公開)に、トム・ホランドが新たに演じるスパイダーマンが参戦する。同作でアイアンマンを演じるロバート・ダウニー・Jr.が、その演技を絶賛した。

トム・ホランドが演じるスパイダーマン

本作では、数々の危機を救ってきた"アベンジャーズ"が、政府組織の管理下に置かれることを巡り対立。アイアンマンとキャプテン・アメリカが"友情"によって引き裂かれ、アベンジャーズをニ分する"禁断の戦い(シビル・ウォー)"へ発展してしまう様を描く。

スパイダーマンを演じる、ロンドン出身19歳の若手俳優トム・ホランドは、これまで『インポッシブル』(13)や『白鯨との闘い』(16)に出演。着実に演技経験を積んできたが、新スパイダーマンを演じることが決まると、途端に注目が集めた。

そんなスパイダーマン役のオーディション時、相手役を務めたのが、ロバート・ダウニー・Jr.。製作のケヴィン・ファイギは「スパイダーマンの最終候補が5人に絞られた時、5人に本作を撮影していたアトランタまで来てもらったんだ」と振り返る。そこで、相手役を頼むとロバートは快諾したという。

ロバートもトムの才能をオーディション時から見抜いていた様子。「過去に別の俳優が演じているキャラクターを新たに配役することはとても難しい」とした上で、「でもトムを見つけたのはとてつもない偉業だし、彼もまた見事に期待に応えているね」と絶賛している。

本作に登場するスパイダーマンはまだ高校生で、アベンジャーズの活躍を知っているという設定。スパイダーマンから見れば、憧れのヒーローたちと一緒に戦うという役どころだが、その心境はトム自身も同じだったようで「撮影初日はアベンジャーズ全員が立って出迎えてくれたんだ。とても緊張したけれど、みんな温かく迎えてくれた。もう最高だったよ」と大興奮だったことを明かしている。

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