熊本地震の発生を受け、トヨタ自動車・日産自動車など自動車メーカー各社が被害に対する支援を発表している。トヨタ自動車代表取締役社長の豊田章男氏もメッセージを寄せた。

トヨタ自動車代表取締役社長の豊田章男氏

豊田氏は、熊本地震の被災者にお見舞いの言葉を述べると同時に、「すでに私どものメンバーが現地に入り、地域の皆様と一緒に復旧に向けた取り組みを続けております。私どもといたしましては、何よりも『人命第一』、『地域の復旧』を最優先に対応にあたってまいります。被災された皆様のお気持ちに寄り添いながら、復旧に向けた努力、ならびに私どもができる支援を続けてまいりたいと思います(抜粋)」とコメントしている。

19日までに発表された自動車メーカー各社の熊本地震に対する支援内容は、トヨタ自動車・日産自動車が被災地へ総額1,000万円の義援金、従業員から募った寄付金と同額を拠出する「マッチングギフト」、加えて日産自動車は最大100台の電気自動車の無償貸与、飲料水や食料、日用品等の物資支援なども行う。本田技研工業(ホンダ)は5,000万円の義援金と、発電機および非常食や飲料水などの提供を発表した。

その他にも、マツダ・スズキ・富士重工業・いすゞ自動車・ダイハツ工業・日野自動車が義援金などの支援を行うと発表している。