米Appleは4月18日(現地時間)、開発者カンファレンス「WWDC 2016」の開催を発表した。

日程は6月13日から17日までの5日間。米カリフォルニア州サンフランシスコでの開催は昨年と変わらないが、会場がMoscone West一カ所ではなく、Bill Graham Civic Auditoriumとの二カ所になる。Bill Graham Civic Auditoriumはコンサートによく用いられる大きなイベントホールで、Appleは昨年9月にiPhone 6sなどを発表したスペシャルイベントも同ホールで行った。

WWDC 16のWebサイトで公開されているスケジュールによると、6月13日にBill Graham Civic Auditoriumでキーノート、ステート・オブ・ザ・ユニオン(State of the Union)で開幕し、同日にApple Design Awardsの発表も行われる。「キーノートとステート・オブ・ザ・ユニオンでは、エキサイティングな発表、そして世界で最も革新的なアプリを作り続けるためのインスピレーションと新たなチャンスの提供を約束する」と説明している。Appleのエコシステムの未来に関わる重要な一日になりそうだ。

そして6月14日から6月17日までMoscone Westでテクカルセッションやラボ、ゲストスピーカーの講演などが行われ、16日にBill Graham Civic AuditoriumでBash(打ち上げ)となっている。

参加チケットの販売は抽選方式で、申し込み受け付けは太平洋夏時間の4月22日午前10時まで。申込者には同4月25日午後5時までに当落を通知する。チケット価格は1,599USドル。