東京都交通局とトリップアドバイザーは12日から、東京の人気スポットをクチコミで決めるキャンペーン「TOKYO 100」(東京ワンハンドレッド)を共同で実施する。告知のためのラッピング電車・バスも運行される。

ラッピング都電イメージ

ラッピングバスイメージ

このキャンペーンは、日本人だけでも年間約2億4,500万人(2014年)が東京に観光で訪れている実績を踏まえ、渋谷や浅草など定番の観光地に加え、穴場スポットや隠れた名店などをクチコミで掘り起こそうと企画された。ファッションやサブカルチャー、歴史やグルメなど、観光客それぞれの興味や関心に合った場所を集め、旅の幅広い楽しみ方として提案する。

東京在住者、または東京に通勤・通学している人をクチコミ投稿者として想定。東京をよく知る人ならではの視点で、定番だけではないお気に入りのスポットやディープな横丁、本当は教えたくない名店などを投稿してもらう。

投稿されたクチコミの数や評価点などをもとに、10月に中間発表として第1弾の集計結果を発表。2017年3月末で第2弾が終了してから最終ランキングを確定し、キャンペーン内特設サイトやリーフレットで結果を発表する。クチコミ投稿するには、「TOKYO 100」キャンペーンサイトへの登録が必要。クチコミを投稿者には抽選で都営地下鉄6か月乗り放題パスなどが当たる。

キャンペーン告知のため、都電荒川線1両と都営バス3台に「TOKYO 100」のラッピングを施すほか、都営大江戸線の5編成にも告知用の車体ステッカーを貼付。都営地下鉄・都営バスの駅構内や車内にもポスターを掲出し、クチコミ情報の収集に努める。