GitHubが提供するテキストエディタ「Atom」の月間アクティブユーザー数が100万人に達したことが、オフィシャルブログで発表された。

Atomは、GitHub社が開発したオープンソースのテキストエディタで、趣向を凝らした数多くのパッケージや、JavaScriptやCSSなどを使ったカスタマイズで便利な機能を実装できる。

公式ブログによると、2月の月間アクティブユーザーが100万人を超えており、これはオープンソース化一周年を迎えた2015年5月の3倍となる。オフィシャルブログには、アクティブユーザー数の推移が掲載されており、バージョン1.0の完成を経た1年間で著しい伸びを示している。

Atomがコミュニティの成長のおかげで大きく改善されて今日に至っていることに触れ、MuleSoftの「API Workbench」、Jiboロボットの「SDKツール」、Facebookの「Nuclide」など企業での開発現場で活用されているプロジェクトを紹介。

文字を入力する度に爆発していく「Activate Power Mode」

企業ユーザーだけではないと、Google Chromeで開いているテキスト入力エリアと同期する「Atomic Chrome」、Gitコミット履歴をインタラクティブなプロットで表示する「Git Time Machine」、テキストを入力、削除する度にカーソル付近が爆破されていく「Activate Power Mode」など、個人ユーザーが作成した興味深いパッケージも紹介している。

"コミュニティの皆様が私たちとの共同プロジェクトに貢献してくださったこと、「Atom」チーム一同本当に感謝しております。次のマイルストーンである、200万ユーザーに到達したときの「Atom」の姿がとても楽しみです。皆様も是非ご期待ください。"と200万ユーザー時におけるテキストエディタのさらなる変容を期待してブログは閉じられている。