MMDLaboは3月24日、同社が運営するMMD研究所とコロプラが提供するスマートフォン向けインターネットリサーチサービス「スマートアンサー」にて実施した共同調査「ファッションコーディネートアプリに関する調査」の結果を発表した。

同調査は同社が、ファッションコーディネートアプリを利用したことがある13歳~49歳までの男女820人を対象に、3月4日~6日にかけて実施したもの。

調査の結果、利用したことがあるアプリについては、全体では「WEAR」が47.9%と最も多く、以下「iQON」(20.4%)、「CoordiSnap」(15.1%)と続く。

利用したことがあるファッションコーディネートアプリ(複数回答)

アプリを利用している理由については、「コーディネート例を見ることができるから」が36.8%と最多であり、以下「着回し術が参考になるから」(33.3%)、「衣服を購入する際に参考になるから」(32.7%)と続き、コーディネートを参考にしているという回答が上位を占めた。

アプリを利用している理由(複数回答)

アプリを利用した感想では、「トレンドを知るようになった」が30.4%で最も多く、「欲しい服やファッション・アイテムが増えた」(29.8%)、「おしゃれをするようになった」(23.8%)が続く。

アプリを利用した感想(複数回答)

アプリで閲覧した衣類を実際に購入した経験があるかどうかを聞いたところ、全体の57.2%が購入したことがあると回答している。回答者の属性別では、社会人が67.8%、専業主婦が42.5%、学生が50.4%であった。

アプリで閲覧した衣服の購入経験

購入経験者にどのような経路で購入したかを尋ねると、50.5%が「検索してインターネットサイトから購入したことがある」と回答しており、以下「実店舗で購入したことがある」(46.3%)、「直接リンクされていたインターネット・サイトから購入したことがある」(25.6%)と続く。

衣服の購入経路(複数回答)

回答者の属性別では、社会人(250人)と学生(174人)の半数が「検索からインターネットで購入した」と回答しているのに対して、専業主婦(45人)では半数が実店舗で購入している。

なお、普段ファッションコーディネートに関する画像や動画・記事などを検索する時に最も利用するツールを見ると、44.9%がスマートフォンのブラウザ、26.1%がスマートフォンのアプリと回答した。

回答者の属性別に見ると、どの属性でもスマートフォンのブラウザでの検索が最多だが、2番目に多い回答は社会人ではPCのブラウザ(27.1%)だったのに対して、専業主婦と学生の2位はスマートフォンのアプリだった。