SUSEは3月15日(ドイツ時間)、エンタープライズ顧客向けに「SUSE Enterprise Storage 2.1」の提供開始を発表した。
同製品は、SUSE Linux Enterprise 12 Service Pack 1をベースとし、自己管理機能と自己修復機能を備える同社のソフトウェアベースの分散ストレージ・ソリューションの最新版。SUSE Enterprise Storage 2.1はCephベースのソリューションとして異種OSサポートを実現し、顧客はソフトウェア定義型ストレージを低コストで導入が可能となる。
SUSEとHewlett Packard Enterprise(HPE)は、HPEシステムの顧客がSUSE Enterprise Storage 2.1をシンプルかつ効果的に実装できるようSDS(Software Defined Storage:ソフトウェア定義型ストレージ)の導入の指針となる参照アーキテクチャを開発している。
また、SUSE Enterprise StorageがバンドルされたHPEのApollo 4000シリーズのストレージサーバは、コスト効率を向上したオープンソースベースのSDSとして、PB規模のストレージのコスト削減に必要となる柔軟性、回復力、価格性能比をユーザーにもたらという。