Google、最大10分試遊できるゲーム広告、録画APIなどゲームサービス強化

 

米Googleは3月14日(現地時間)、Game Developers Conference(3月14日~18日)において、ゲームの試遊が可能な新しい広告フォーマットや効果的にゲーマーとゲームメーカーを結ぶ新しいターゲティングなどの概要を説明、間もなくリリースする予定の分析ツールのプレビューを披露した。

同社は昨年12月に、Google検索でゲームを検索したモバイルユーザーが、検索結果からAndroidゲームのデモ版を60秒間試遊できる「Trial Run Ads」の提供を米国で開始したが、新たに最大10分の試遊が可能な広告の提供を数週間中に開始する。広告が表示される対象は、Wi-Fiで接続するスマートフォン・ユーザー。検索結果のカード内の「TRY NOW」ボタンをタップしてしばらく待つだけで、ゲームをインストールせずに遊べるようになる。試遊した後にインストールしたユーザーに対してゲームプロバイダーが働きかけられる機能も用意しており、ゲームに興味を持ったユーザーとゲーム提供者を密に結びつける広告になる。

同社はまた、ポートレートビデオ広告の提供を数週間中に開始する。Googleディスプレイネットワークを通じたモバイルアプリ内のビデオ広告の多くは横向きで見やすいように作成されているが、全体の80%が縦向きに持っている状態で視聴されており、ポートレートでもフルスクリーンで視聴しやすいように提供する。

ゲーム向けにもアクティブユーザー・ターゲティングの提供を開始する。30分以上ゲームで遊ぶユーザーや、過去30日の間にGoogle Game Playに統合されたゲームをプレイしたことがあるユーザーなど、ゲームに適した効果的な絞り込みを可能にする。

ゲーム向けのソーシャルサービスGoogle Play Gamesを利用しやすくするようにサインイン・プロセスを簡素化した。さらにGamer friendsの提供を開始するなど、ユーザーのエンゲージメントを深めるソーシャル機能を強化する。

ゲームプロバイダーや開発者は、数カ月中にゲームパラメータ管理やビデオレコーディングAPI、新たなPredictive Analytics(予測分析)などにアクセスできるようになる。 ゲームパラメータ管理によって、APKを変更することなくゲームプレイやゲームエコノミーパラメータのアップデートが可能になる。ビデオレコーディングAPIは、ゲームプレイの録画・共有機能やライブストリーミング機能のアプリへの実装をサポートする。Player Stats APIの予測分析はゲームに関わる可能性の高いプレイヤーグループの識別を手助けするが、30日以内にアイテムを購入する可能性があるプレイヤー数の予測や、特定のプレイヤーが深くゲームと関わる可能性といった分析も可能になる。予測分析を活用して、たとえば購入可能性の高いユーザーへの広告表示を抑えることでアプリ内購入数が上昇する可能性が高まる。

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