サニーヘルスはこのほど、ダイエット情報発信サイト「microdiet.net」にて調査レポート「次なるブレイクなるか!? スーパーフードの『タイガーナッツ』」を公開した。

左: タイガーナッツ 右: タイガーナッツから作られる飲み物「オルチャータ デ チュファ」 ※画像はイメージ

同サイトでは、近年、アサイーやココナッツオイル、キヌア、チアシード、ヘンプオイルといったスーパーフードが注目されていることを指摘。スーパーフードは、有効栄養成分を豊富に含んでいる食材とされ、アメリカでセレブが取り入れて流行するなど話題となることが多い。現在は、「タイガーナッツ」という食材が注目されているという。

「タイガーナッツ」の食用としての歴史は古く、人類がまだ原人だった200万年前のアフリカまでさかのぼる。古代エジプト、スペインでは600年以上も前から、滋養に良い栄養豊富な食品として愛用されてきた。スペインでは現在も、「オルチャータ デ チュファ」と呼ばれるタイガーナッツから作られる飲み物が愛飲されているという。

名前には「ナッツ」と入っているが、木の実ではなく、野菜の仲間だという。カヤツリグサという植物の地下茎にできる塊(塊茎 / かいけい)で、食物繊維、ビタミンB、ビタミンE、鉄分、カルシウム、マグネシウム、カリウムのほか、オリーブオイルの健康成分として知られるオレイン酸などの栄養素を含んでいる。

ナッツの代表であるアーモンドと比べると、ダイエットに欠かせない食物繊維はアーモンドの約3倍、抗酸化作用のあるビタミンEは約2.5倍。一方のカロリーは、アーモンドが600kcal / 100gなのに対し、タイガーナッツは496kcal / 100gと若干低い。アレルギー成分やグルテンを含まず生食もできるため、ベジタリアンやローフード愛好家にも人気とのこと。

見た目は1cmほどのオウトツのある丸い形。食感はしけったナッツのようで、かなり噛(か)み応えがあるため、少量でも空腹感が満たされるという。味は、ほんのりとした自然の甘みとわずかに酸味があり、くせはそれほど強くないとのこと。そのまま食べるほか、砕いてヨーグルトやシリアル、サラダのトッピングにするなどの食べ方もできるとしている。

現在販売されているものは、皮がむかれそのまま食べられる状態のものが多いという。一般的なスーパーでは取り扱っているところは少なく、輸入食品を扱う店やネットショップなどで購入できるとのこと。

詳しい説明はmicrodiet.netの最新の記事「次なるブレイクなるか!? スーパーフードの『タイガーナッツ』」で公開している。