俳優・小栗旬が、映画『テラフォーマーズ』(4月29日公開)で演じる本多晃博士のCG未完成映像が29日、特別公開された。

映画『テラフォーマーズ』で本多晃博士を演じている小栗旬

本作は、『石膏ボーイズ』(放送中)などを手がけるLIDENFILMSの制作で2014年にTVアニメ化もされた同名コミックを原作として、準備に約2年を費やしたSFアクション。2599年の人口激増により貧富の差が激しくなった日本を舞台に、火星で人型に進化したゴキブリ「テラフォーマー」とそれらを駆除するために特殊能力の手術を受けた人々との戦いを、三池崇史監督が実写化する。

CG未完成の映像で映されるのは、小町小吉(伊藤英明)と秋田奈々緒(武井咲)が火星地球化計画="テラフォーミング計画"の第一人者であり、天才的な頭脳と奇抜なファッションセンスを誇る、尊大で無慈悲な科学者・本多博士から火星行きを打診されるシーン。本多博士は、2人に向かって「火星に行くには少々危険な手術が必要でね。君たちは、その手術の適合率が非常に高い」と"バグズオペレーション"と呼ばれる成功率30%の手術の必要性を説明する。失敗すると死ぬ危険な手術だが、2人は「今のままじゃ、殺人罪で死刑。情状の余地があっても、殺人ほう助で10年だけど、火星でゴキブリ退治をすれば無罪放免の上に、超高額な報酬までつくというわけだ」と究極の選択を突きつけられる。

殺人事件を起こし、絶体絶命の2人とって火星行きは明るい未来を手に入れることができる提案のように思えるが、テラフォーミングのために送り込まれたゴキブリを駆除するのは、簡単な仕事ではない。そもそも、バグズオペレーションとは火星に順応するための手術ではなく、テラフォーマーの遺伝子を研究し昆虫の特性を人間に投入する手術。本多博士は、火星の非常事態を知り得ない2人だけでなく、計13人にいたるまでの人物を言葉たくみに誘導し、恐るべき計画に巻き込んでいく。


(C)貴家悠・橘賢一/集英社 (C)2016 映画「テラフォーマーズ」製作委員会