お笑いタレントのバカリズムが脚本を手掛けるフジテレビ系4夜連続ドラマ『桜坂近辺物語』(3月7日~10日、23:00~23:30)が放送されることが25日、明らかになった。
同作は、大渋滞にハマった4台の車の中で繰り広げられる物語。第1夜は、タクシー運転手・水野(原田泰造)が、グラビアアイドル・月沢(柏木由紀)と人気俳優・火野(袴田吉彦)を乗せるが、火野が二股をかけていることが発覚。第2夜は、会社社長(生瀬勝久)を誘拐した、塩沢(市原隼人)と白川(勝地涼)が、誘拐現場と目と鼻の先で渋滞に巻き込まれてしまう。
第3夜は、スキー帰りの紺野(山本耕史)、青山(大倉孝二)、赤木(なだぎ武)、黒田(山崎樹範)、緑川(野間口徹)の5人が、ギューギュー詰めの車内に耐え切れず、1人降りて電車で帰れば楽になると考え、残るために必死のアピール合戦。第4夜は、千葉(中村蒼)が彼女の美奈(川口春奈)に、きれいな夜桜を見せるために遠回りしたため渋滞にハマり、イライラして口げんかから別れ話にまで発展してしまう。
バカリズムは「渋滞の車内の会話のみで成立させなければいけなかったので大変でしたが、楽しく書かせていただきました」と感想を語りながら、「キャストのみなさんの豪華さに少しびびっています」と恐縮。フジテレビの牧野正プロデューサーは「バカリズムさんの世界観と豪華キャストのみなさんのお芝居が見事にマッチして、とても楽しく、斬新な作品になっております」と見どころをアピールしている。