元プロボクサーの亀田大毅が、3月14日(19:00~21:48)に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!! 3時間スペシャル』(レギュラーは毎週月曜20:00~20:54)に出演し、"調子に乗りすぎて世間から嫌われないための授業"を行うことが22日の番組内で発表された。
失敗してしまったゲスト講師が、自らの経験を反面教師としてもらうべく授業を繰り広げる同番組。今回は、亀田三兄弟の次男・大毅が、世間から受けたバッシングの真相を明かす。
もともと読書や絵を描くことが好きだったという大毅。兄・興毅と、弟・和毅に挟まれ、自分は「とんでもない落ちこぼれだった」と話し、「はっきり言ってボクシングが大キライだった! やめたくて仕方がなかった!!」と当時の苦悩を暴露する。しかし、周囲の期待を受け、開き直って臨んだデビュー戦で、23秒KOという鮮烈な勝利を挙げてしまい、周りからべた褒めされて「ごっつ調子に乗ってもうた!」と振り返る。
その後、世間から人気を集めていたが、1年後、当時の世界チャンピオン最年少記録をかけて挑んだ内藤大助戦で、相手を抱えて投げ飛ばすなどの反則を連発してしまい、批判が殺到。これをきっかけに一夜にして亀田三兄弟はヒールに転落してしまった。
大毅は試合後、内藤選手に直接謝罪に出向いたが、その事実は世間に伝わらず、以降はどんな言動も生意気に解釈され、人間不信に。騒動から逃れるため、大阪の親戚宅で潜伏生活を送っていたが、1年間のライセンス停止をへて復帰すると、ついに世界王座を獲得。悲願の"三兄弟世界チャンピオン"を達成する。
しかし、その後、左目に網膜剥離を発症。引退を決めたときに父・史郎と、兄・興毅からかけられた言葉を明かす。そして大毅はこの授業で、引き際を悟った際の心境を男泣きで吐露。こみ上げる涙とともに熱い思いを伝え、教室からは惜しみない拍手が送られる感動の授業となる。
出演は、担任のオードリー・若林正恭と、レギュラー生徒の平成ノブシコブシ・吉村崇。生徒には、あき竹城、足立梨花、榊原郁恵、澤部佑(ハライチ)、関根勤、横山由依(AKB48)が出演する。