SKE48の最新シングル「チキンLINE」(3月30日発売)が、映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』(2016年3月12日(土)より全国公開)の主題歌に決定した。
『プリパラ』は、2014年7月よりテレビ東京系ほかにて放送中の女児向けアニメで、小学6年生の女の子「らぁら」が、ファッションやダンスなど女の子の憧れが詰まった夢のような場所「プリパラ」を舞台に、アイドルチームを結成して神アイドルを目指す、友情と成長の物語。劇場版シリーズ3作目となる本作はプリパラ劇場版・初のオリジナルストーリーとして描かれており、プリパリにいるファルルから「キラキラを集めないとプリパラがなくなっちゃう」とSOSが届き、主人公のらぁらたちがプリパラとファルルを助けるために、世界中のステージで"いいね"を集めてプリパラにキラキラを取り戻しに行くというストーリ―となっている。
今回、SKE48が歌う主題歌が収録される3月30日発売のシングルは、前作「前のめり」(昨年8月発売)から7カ月ぶりとなる19枚目のシングル「チキンLINE」。SKE48にとって、(自身のドキュメンタリー映画『アイドルの涙 DOCUMENTARY of SKE48』を除き)初の映画タイアップソング<アニメ映画は初>となる。起用理由について、本作の制作プロデューサーは「主人公は神アイドルを目指す女の子たち。子どもたちの憧れの的になってもらえるようなトップアイドルとして活躍されている方が適任だろうと考え、数ある候補の中から選ばせて頂きました。特にSKE48には、自称プリパラ好きとして認知されている高柳明音さんも在籍されており、ご縁を感じてオファーしました」とコメントしている。
SKE48の松井珠理奈は「普段SKE48を応援してくださるファンの皆様はどちらかというと男性が多いのですが、映画『プリパラ』の主題歌ということで、同性の方や、女の子たちにも聴いてもらえる機会が増えるので嬉しいです」と話し、1stシングル以来となるアニメ作品の主題歌決定に喜びのコメントを寄せている。また、AKB48を昨年卒業した川栄李奈のゲスト出演が決定している本作だが、2月に行われた『ライブミュージカル プリパラ』に出演した同グループの高柳明音は「プリパラファンとしては私も出演したかった~! と少し悔しい思いもありますが、主題歌を歌えることになったので、気を静めることができました(笑)」とプリパラファンらしい熱い想いを溢した。
主題歌決定を受けて、らぁらほか、主要キャラクターの衣装を身に着けた松井珠理奈らの写真も到着。3人からのメッセージをあわせて紹介しておこう。
SKE48からのメッセージ
――主題歌タイアップが決まった感想
松井珠理奈「普段SKE48を応援してくださるファンの皆様はどちらかというと男性が多いのですが、『映画プリパラ』の主題歌ということで、同性の方や、女の子たちにも聴いてもらえる機会が増えるので嬉しいです」
高柳明音「プリパラファンなので、すごくうれしかったです。アイドルはかわいいというイメージがあると思いますが、シオン(キャラクター名)のようにかっこいいキャラクターもいます。主題歌はそんなかっこいいイメージもあるので、SKE48の新たな一面も感じてもらえたらと思います」
後藤楽々「何度か聞いているうちに癖になる曲です。『映画プリパラ』は毎週一部の上映内容が変わるので、コースが変わるたびに映画を観て、SKEの主題歌も聴いて覚えてもらえたら嬉しいです」
――衣装の感想
松井(らぁらの衣装を着用)「ピンクだしフリルが多くてふわふわしているし、とても女の子らしくて『どうしよう…!」と思いました(笑)。私服でも衣装でもかわいらしいものを着ないので、らぁらの衣装はちょっと恥ずかしいですが新鮮な気持ちです。7年くらい前(小学生くらい)だったらな…とも思いました(笑)」
高柳(ドロシーの衣装を着用)「(2月に行われた『ライブミュージカル プリパラ』に青井めが姉ぇ役で出演しましたが、その時はキャラクターの衣装を着れなかったので、)ずっと着てみたかったプリパラの衣装を着れてとてもうれしいです。澁谷さん(ドロシー役)に自慢します(笑)」
後藤(そふぃの衣装を着用)「普段はラフな格好なので、大人っぽい服を着て新鮮でした。そふぃちゃんは最初の頃からリスペクトされている人気のアイドルなので、わたしも近づけたらいいなと思います(笑)」
――プリパラファンやアイドルを目指す女の子たちへメッセージ
松井「アイドルになって変わったことやよかったことは色々あるんですが、たくさんの方とコミュニケーションをとる機会が増えたのがとても楽しいです。TVアニメ『プリパラ』でらぁらちゃんに最初のファン(栄子ちゃん)ができて喜んでいるシーンがありましたが、私も初めてファンからお手紙をもらったときはすっごく嬉しかったです。自分のことを好きって言ってくれる人がいて、ライブを観てくれたあとは『また明日から頑張れるよ』と言ってもらえて、そうやって声をかけてくれることが私にとってもとてもうれしいし、エネルギーになります」
高柳「私は普段は人見知りだし、人前に出るのも恥ずかしいと思っちゃうし、プリパラにいる女の子たちと同じ気持ち。でも、アイドルとして人前に立つと自分自身が変われる気がするんです。きっと誰でも変わることができるので、"なりたい"という気持ちを大切にして、ぜひ頑張って目指してほしいです」
後藤「自分はらぁらちゃんみたいに、最初は『自分にアイドルなんて…』と思っていたのですが、思い切ってやってみると本当に楽しくて、新しい自分にも出会えたりしました。歌って踊ることが大好きな人は特に楽しいと思います。やってみないと気づかないことってあると思うので、ぜひ挑戦してほしいなと思います」
――川栄李奈が声優出演していることについて
松井「最初に聴いたときはとても意外でした! 性格的にも、『プリパラ』にいるようなかわいらしい女の子、というより、どちらかというとサバサバしていますし。でもかわいい衣装が好きみたいで、卒業のときもピンクのふわふわ衣装を着ていて、とっても似合っていました。『プリパラ』はかわいい衣装も見どころの一つなので、川栄ちゃんのキャラにも可愛い衣装を着てほしいです!」
高柳「プリパラファンとしては私も出演したかった~! と少し悔しい思いがありましたが、主題歌を歌えることになったので、気を静めることができました(笑)」
公開まで残すところあと1カ月となった映画『プリパラ み~んなのあこがれ♪レッツゴー☆プリパリ』は、2016年3月12日(土)より全国ロードショー。上映館などの詳細は公式サイトをチェックしてほしい。
(C)T-ARTS / syn Sophia / 映画プリパラ製作委員会