2月15日、MicrosoftがWindows 10アップデートに関するWebページ「Windows 10 release information」を公開したことを確認した。CB(Current Branch)としてこれまでリリースしたバージョン1511(ビルド 10586)、バージョン1507(ビルド 10240)向けに公開した更新プログラムへのリンクを用意。今後はCBB(Current Branch for Business)やLTSB(Long-Term Servicing Branch)向けの情報も掲載される。

「Windows 10 release information」と題したWebページ

Microsoftは「新機能へアップグレードするWindows 10の情報を定期的に公開する。本ページでお使いのデバイスが最新のWindows 10へアップグレードしているかなど、保守作業を行うために用意した」と同ページで説明した。ビルドナンバーはマイナーナンバーまで掲載し、執筆時点で最新版となるビルド 10586.104に"Microsoft推奨"のマークが付けられている。

これまでのMicrosoftは更新プログラムで変更が加わる詳細情報をナレッジベースで公開してきたが、Windows 10では「累積的な更新プログラム」として情報をまとめるようになった。そのため任意の更新プログラムで、どのようなシステムファイルに変更が加わったのか確認しにくい。

この方針は現在も変わらないが、具体的な更新内容は「Windows 10 update history」でも確認できる。

阿久津良和(Cactus)