ヴイエムウェア、デジタル・ワークスペースを実現する「Workspace ONE」

 

ヴイエムウェア マーケティング本部 シニア プロダクト マーケティング マネージャ 本田豊氏

ヴイエムウェアは2月10日、デジタル・ワークスペースを実現するプラットフォーム「VMware Workspace ONE」を発表した。

同製品は、ID管理、デバイス管理、アプリケーション配信の技術を統合することで、あらゆるデバイス上のあらゆるアプリケーションを配信および管理するシンプルでセキュアなプラットフォーム。同社の製品ラインアップでいうと、仮想デスクトップ製品「VMware Horizon」、モビリティ管理プラットフォーム「VMware AirWatch」、ID管理「Identity Manager」を統合した製品となる。

マーケティング本部 シニア プロダクト マーケティング マネージャの本田豊氏は、「現在、モバイルデバイスとPCの境目がなくなりつつあるように、ユーザー、アプリケーション、デバイスに変化が起きている。そうしたなか、あらゆるデバイスにおいてすべてのアプリを単一のIDでアクセスできること、ユーザーがセルフサービスでアプリケーションを導入できること、ユーザーの属性に関わらず単一のプラットフォームからサービスを提供できることが求められている。それを実現するのがデジタル・ワークスペース」と説明した。

「VMware Workspace ONE」では、コンシューマー製品のシンプルな操作と企業で必要とされる堅牢なセキュリティを両立するものだという。

本田氏は、同製品の特徴的な機能として「アプリストア」「メールとコンテンツ・アプリ」「コンプライアンスチェック条件付きのアクセス」「ワンタッチ モバイルSSO」を挙げた。

「VMware Workspace ONE」を導入することで、ユーザーはシングルサインオンでパーソナライズされた企業用アプリケーションストアにアクセスして、さまざまなアプリケーションを利用できる。

管理者はID管理に加え、アプリケーションやデバイスに対してさまざまなポリシーを策定できるため、データ流失のリスクを削減しつつ、モバイルデバイス利用による生産性を向上できる。

「VMware Workspace ONE」の主要機能

「VMware Workspace ONE」は「Standard」「Advnaced」「Enterprise」の3つのエディションで提供される。エディションの区別は機能の数ではなく、ユースケースにひもづいているという。

「Standard」やBYODを導入したい企業向けで、モバイルデバイス管理(MDM)機能は含まれない。本田氏によると、競合はMDMを必須としているので、差別化のポイントとなるという。「Advnaced」は管理機能が含まれ、「Enterprise」はアプリケーションとデスクトップの仮想化まで含まれる。

価格は、クラウドを通じたサブスクリプションモデルで1ユーザー当たり月額980円から、オンプレミス環境に導入する永久ライセンスで1ユーザー当たり1万8500円からの予定(いずれも税別)。

「VMware Workspace ONE」の3種類のパッケージ

「VMware Workspace ONE」をインストールしたiPhoneの画面。シングルサインオンで業務アプリにもアクセスできる

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