ミクシィ・リサーチは2月9日、店舗型サービス業に向けた訪日外国人サービスに対する品質向上を行うソリューションの提供を、wizpra及びCLOUD INTELLIGENCEと共同で開始した。
ミクシィ・リサーチは覆面調査を中心とする各種リサーチによる課題解決を行っており、またwizpraは100社以上でNPS調査・コンサルティングの実績があるといい、2015年8月よりサービス連携を開始して企業の売上向上とサービス改善のサポートを行ってきたという。
今回、海外・国内の外国人パネルを多数保有し、外国人調査経験が豊富というCLOUD INTELLIGENCEと連携し、従来のサービスに加えて、訪日外国人に対する集客・接客などの品質向上に向けた解決策を提案するとしている。
新ソリューションでは、まず、CLOUD INTELLIGENCEが派遣する外国人モニターが、ミクシィ・リサーチの「Shopper's Eye」の「ミステリーショッパー」(覆面調査員)として、企業の課題に応じてカスタマイズした調査票を基に、覆面調査を行う。
店舗に来店した外国人に対しては、wizpraがアンケート調査を実施。同社が開発した顧客体験をマネジメントするクラウド・サービスである「wizpra NPS」を利用し、商品やサービスに対する顧客の声を集計・分析、調査結果から顧客満足度を向上させる要因を特定する。
そして、Shopper's Eye及びwizpra NPSの両サービスで見付かった課題について、企業に対して改善策を提案。改善アクション期間を設け、期間終了後に再度覆面調査を実施して効果を検証することで、顧客満足の継続的な向上を実現するとしている。