Autodesk、設計業務のコラボレーションを実現するクラウド製品の日本語版

オートデスクはこのほど、クラウドサービス「Autodesk A360 Collaboration for Revit」(日本語版)を2月15日に発売すると発表した。

「Autodesk A360 Collaboration for Revit」はプロジェクトメンバーや関連データを一元管理することで、さまざまな設計業務のコラボレーションを可能にするサービス。具体的にはAutodesk Revitプロジェクトファイルを複数メンバーで同時に編集できるほか、BIMデータや設計図書を一元管理することで、常に最新のデータを利用した作業が可能となる。また、メンバーは関連データを作成・共有しながら作業を進めたり、チャット機能でリアルタイムにメッセージを交わすことができるなどメンバー間のコミュニケーションを支援する機能も提供される。

これらの機能はクラウドベースで提供されるため、サーバー環境を構築する必要がなく、初期費用を抑えながら必要に応じた使用期間を選択することができるためニーズに合わせた運用方法やコスト管理を行うことができるとしている。

「Autodesk A360 Collaboration for Revit」を利用するにはRevit 2015またはRevit 2016のライセンスが必要となる。1メンバーあたりの希望小売価格(税込み、「A360 Team」の1メンバーライセンスを含む)は以下の通り。3カ月: 4万9680円、1年: 13万1760円、2年: 26万3520円、3年: 39万5280円。