今年8月に開催されるリオデジャネイロ五輪の女子マラソン代表選手選考を兼ねた「第35回大阪国際女子マラソン」(31日開催)に出場する福士加代子選手(ワコール)の挑戦を追うドキュメンタリー番組『私がマラソンを走る本当の理由』が30日(14:35~17:25)に関西テレビで放送される。
トラックレースや駅伝などで輝かしい成績を収め、オリンピックには2004年のアテネ五輪から3大会連続で日本代表に選ばれている"日本長距離最強女子ランナー"福士選手。その一方、マラソンでの五輪出場という目標を掲げ、大阪国際女子マラソンでの五輪代表選考会には2008年、2012年と過去2回出場しているが、いずれもレース後半の失速に悩まされ、代表の座を逃している。
その雪辱かけ、3回目の出場となる今大会。番組では、マラソンでの五輪への挑戦は今回が"最後"と宣言している福士選手の知られざる葛藤や胸に秘めた決意を密着取材で明らかにしていく。また、2014年10月から昨年8月までの間に、左右の脚を3回にわたって骨折していた事実を今回のドキュメンタリーで初めて公表。懸命のリハビリや手術を経て心身共に疲弊しながらも、3回目の骨折からわずか1カ月あまりの昨年10月、シカゴマラソンで4位入賞を果たした福士選手の壮絶な闘いを綴る。