帝国データバンクは26日、「社長の年齢と2015年の1年間における社長の交代状況」の結果を発表した。対象は企業114万9,108社。データは2015年12月31日に抽出。

3年連続で社長交代率が増加

2015年の社長の平均年齢は59.2歳だった。社長交代率(1年間に社長交代があった企業の比率)は、3.88%(前年0.5pt増)となり、3年連続で前年を上回った。

平均年齢と社長交代率の推移

社長交代企業の平均年齢をみると、前代表の平均が67.0歳、新代表の平均が50.8歳。代表交代による前代表と新代表の年齢差は16.2歳となった。

社長交代企業の平均年齢変化

社長の平均年齢を業種別にみると、年齢が最も高くなったのは「不動産業」で61.1歳だった。次いで「製造業」が60.7歳、「卸売業」が60.2歳となった。

年商規模別では、「1,000億円以上」が60.9歳。次いで、「1億円未満」(60.0歳)、「100億円以上500億円未満」「500億円以上1,000億円未満」 (ともに59.5歳)となった。

さらに都道府県別でみると、最も高かったのは「岩手県」で61.3歳。次いで、「秋田県」(60.9歳)、「島根県」(60.7歳)となった。一方、最も低かったのは「滋賀県」で57.8歳だった。