千葉県浦安市の東京ディズニーシーで22日、今年リニューアルしたバレンタインのショー「バレンタイン・ナイト2016~Concert of Love~」が公演初日を迎え、会場である「ブロードウェイ・ミュージックシアター」では、数多くのゲストが鑑賞した。新ショーでは新曲が追加となったほか、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルとフリン・ライダーが新たに加わって、愛でいっぱいの心温まるスペシャルショーを盛り上げた。
昨年、東京ディズニーシーで8年間公演が続いたショー「バレンタイン・ナイト」がフィナーレを飾り、同パークが開園15周年を迎える2016年、「バレンタイン・ナイト2016~Concert of Love~」として装いも新たに再始動。その魅力のひとつであるオーケストラ生演奏とシンガーの歌声によるステージ形式はそのままに、初演よりテーマ曲として愛され続ける「Season of the Heart」に加え、新曲「Love is Wonderful」も初披露となった。
開演より約20分後、従来の「バレンタイン・ナイト」でも人気を博した、ゲストによる大切な人へのメッセージの読み上げがスタート。ショー参加ゲストが事前に投稿したメッセージのいくつかがミッキーやミニーをはじめ、ディズニーの仲間たちによってステージ上で紹介され、会場全体が一体となって祝福するようなハートフルな雰囲気に。メッセージの内容によってコミカルな動作をするミッキー&ミニーたちのかわいすぎるパフォーマンスも健在で、会場では歓喜するゲストの悲鳴にも近い歓声も上がっていた。
その後、ディズニー映画『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルとフリン・ライダーが登場して、映画のワンシーンを再現するかのようなロマンティックなショーでゲストを魅了した後、ディズニー映画『アラジン』のパートでは、アラジンとジャスミンが登場。続くディズニープリンセスとプリンスのシーンでは、『美女と野獣』を皮切りに、『リトル・マーメイド』、『眠れる森の美女』、『白雪姫』、『シンデレラ』のプリンセスとプリンスが、華麗なダンスを各々の名曲に乗せて披露。ラストは一堂に会して圧巻のダンスで魅了した。
「バレンタイン・ナイト2016~Concert of Love~」は、2月14日まで(休演日あり)。公演時間は1回約60分で、パークチケットとは別にスペシャルショーの鑑賞券が必要。また、パークチケットや宿泊などがセットになった「バケーションパッケージ」では、最前列の席で鑑賞できるプランやスペシャルメニューがつくお得なプランも販売中だ。