スズキは21日、コンパクトカーとSUVを融合させた新ジャンルのコンパクトクロスオーバーとなる新型小型乗用車「イグニス」を発表した。2月18日に発売される。

スズキ「イグニス HYBRID MZ」(セーフティパッケージ装着車)

新型「イグニス」は日常で便利に使えるだけでなく、週末のアウトドアをはじめとした余暇の行動範囲を広げる「使い勝手の良いスタイリッシュなコンパクトクロスオーバー」がコンセプトの新ジャンルの小型乗用車。運転しやすいコンパクトなボディーサイズ、高めのアイポイントが生む見晴らしの良いパッケージング、余裕のロードクリアランスにより、雪道や荒れた道でも安心して走れる走行性能を備えた。

加速時にモーターでエンジンをアシストする「マイルドハイブリッド」、デュアルインジェクションシステムを採用した「K12C型デュアルジェット エンジン」を全車に搭載。JC08モード走行燃費28.8km/リットル(「HYBRID MG」2WD車)の優れた燃費性能と力強い走りを実現し、全車エコカー減税の対象車とした。

4WD車には、急な下り坂や雪道などでの走行をサポートする「ヒルディセントコントロール」や「グリップコントロール」を採用している。

左右独立リヤシートスライド&リクライニング機構を採用し、使い方に合わせた荷室容量のアレンジなども可能に。新たに「Apple CarPlay」に対応したメモリーナビゲーションなど、最新の快適装備も採用する。デュアルカメラブレーキサポートやSRSカーテンエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグといった安全装備も充実させた。

新型「イグニス」は、「HYBRID MG」「HYBRID MX」「HYBRID MZ」の3機種を設定し、全機種に2WD車と4WD車を用意。価格は138万2,400~177万8,760円(税込)。