クラビスは1月21日、同社の自動経費精算アプリ「STREAMED(ストリームド)」とシャープのデジタルフルカラー複合機との連携を開始すると発表した。

「STREAMED」は領収書など経理書類の画像をアップロードすると、代わりにオペレーターがデータ入力してくれるクラウド経費精算アプリ。今回の連携により、シャープ製デジタルフルカラー複合機に領収書を並べてスキャンすることで、仕訳データが自動生成されるようになった。

複数枚の領収書を並べて配置し、まとめてスキャンすることが可能。領収書の画像はそれぞれ個別の画像データとして切り出され、「STREAMED」によって仕訳データとして生成される

スキャンした画像はクラウドサーバに送信され、「STREAMED」のオペレーターによる手作業での入力と、独自の仕訳判定システムによって勘定科目を判定した後、1営業日以内に利用者の元に通知が届くという。入力後のデータはパソコンのブラウザを通じて同アプリのクラウドサービス上で確認でき、必要に応じて編集してCSVデータをダウンロードすることができる。ダウンロードしたデータはそのまま会計ソフトに仕訳データとして取り込むことが可能だ。データ化できる経理書類はレシート・領収書(手書き含む)、請求書、通帳となっている。

「STREAMED」とシャープ製複合機の連携イメージ

同社によると、まず今月はSTREAMED会計事務所プランを利用する会計事務所および顧問先企業を対象に連携サービスの提供を開始し、一般企業向けには今年の春以降に提供していく予定としている。対応する複合機はシャープ製デジタルフルカラー複合機「MX-3650FN/MX-3150FN/MX-2650FN」。