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BetaNewsは1月18日(米国時間)、「Don’t want Windows 10? Here's how to say no to the upgrade in Windows 7 and 8.1」において、Windows 7やWindows 8.1で頻繁に行われるWindows 10へのアップグレードの勧めを停止する方法が紹介された。MicrosoftはWindows 10へのプロモートを停止する簡単な手段を提供しておらず、これを実施するには少々複雑な操作が必要になっている。

記事では、グループポリシーを利用する方法とレジストリを書き換える方法が紹介されている。グループポリシーはPro、Business、Enterprise版に存在している機能。グループポリシーを使う場合は、それぞれのオペレーティングシステムで次のアップデートが適用されている必要がある。

  • KB3065987 Windows 7、Windows Server 2008 R2
  • KB3065988 Windows 8.1、Windows Server 2012 R2

インストール後にはシステムを再起動が必要。その後、グループポリシーエディタを起動して[管理者テンプレート]→[Windows Update]から「Turn off the upgrade to the latest version of Windows through Windows Update」を有効にする。

グループポリシーエディタが存在しない場合は、レジストリエディタを開いてDword (32-bit)で新しくHKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\DisableOSUpgradeを作成して値を1に設定。さらに同じくDword (32bit)でHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\GWX\DisableGWXを作成して値を1に設定しておく。

この2つ以外の方法として、アッグレード作業をブロックするためにGWX Control Panelと呼ばれるソフトウェアをインストールする方法も紹介されている。