ローソンは1月19日、京都府、京都府市長会、京都府町村会と、「京都府民の健康づくりの推進に向けた連携及び協力に関する協定」を締結したと発表した。4者は今後、同協定に基づいて連携を強化し、京都府民の健康作りを推進していくという。

ローソンと市町村事業などとの連携イメージ

同協定内容の概要は、府民に対する健康作りに関する情報提供、府・市町村(市長会、町村会)・府内の医療保険者などが実施する健康作り事業への協力、府民の特定健診やがん検診などの受診促進に関する事業、その他府民の健康寿命の延伸に寄与すると考えられる事業の4点。

今後、京都府が市町村に対して健診の申し込みや健康ポイントなど連携希望事業の提案募集を行って取りまとめた上でローソンに協力依頼し、各者は市町村事業連携に関して調整する。京都府とローソンは、府の健康イベントや健康づくり事業で連携していくとしている。

ローソンは、日々の食を通して健康的な身体を作るという「ミールソリューション」と、利用客からの健康に関する相談を受けるなど健康維持をサポートする「セルフメディケーション」を通して、地域社会の便利で健康的な暮らしの一助となることを目指している。

今回のような健康作りの推進に関する協定は都道府県とは初の締結で、全国では5例目とのこと。同社は2013年10月に兵庫県尼崎市と、2013年11月に長野県松本市と、2014年7月に佐賀県佐賀市と、2015年3月には福岡県久留米市と協定を締結している。