ブレインパッドは1月7日、DMP(データ・マネジメント・プラットフォーム)に蓄積したデータを利用してセグメントを作成するデータ・マネジメント・ツールである同社の「DeltaCube(デルタキューブ)」において、自動クラスタリング機能を新たに追加した。
新機能は、DMPに蓄積したデータを基に、類似ユーザー同士を分類して自動でセグメントを作成するもの。これにより、効果的なセグメントを自動的に作成可能となり、より容易に膨大な蓄積データを利用できるようになったとしている。
同機能では、利用頻度の高い2つの軸でセグメントを作成する。ページの閲覧傾向からユーザーの興味ジャンルを推定しクラスタリングする「興味軸クラスタリング」と、ユーザーのPV数、サイト訪問間隔からユーザーのロイヤリティを推定しクラスタリングする「PV・訪問間隔軸クラスタリング」の2パターンで自動的にセグメントを作成することにより、従来セグメント作成に要していた時間と工数を削減し、デジタル・マーケティング施策の開始に至るまでの準備を、大幅に短縮可能になるという。
また、自動的に作成した各セグメントの特徴(どのようなユーザーが含まれるか)は、「DeltaCube」の管理画面上に表示するため、サイト全体のユーザー像をより短期間で把握可能になるとしている。