第154回芥川賞・直木賞の候補作が21日、発表された。選考会は1月19日17時より、東京・築地の料亭「新喜楽」で開催され、受賞作は同日のうちに発表される。
芥川賞候補になったのは、ニッポン放送『オールナイトニッポン』のレギュラーパーソナリティも担当したことがある本谷有希子の『異類婚姻譚』のほか、石田千『家へ』、上田岳弘『異郷の友人』、加藤秀行『シェア』、滝口悠生『死んでいない者』、松波太郎『ホモサピエンスの瞬間』の計6作品。
直木賞候補になったのは、上川隆也主演のテレビ朝日系スペシャルドラマ『検事の死命』(1月17日放送)の原作者である柚月裕子の『孤狼の血』のほか、青山文平『つまをめとらば』、梶よう子『ヨイ豊』、深緑野分『戦場コックたち』、宮下奈都『羊と鋼の森』の計5作品となっている。