TVアニメ『シュヴァルツェスマーケン』の放送情報、アニメキービジュアル、PV、エンディングテーマ情報などが、ゲーム発売とTVアニメ化を記念して行われたイベント「シュヴァルツェスマーケン フェスト」にて公開された。
『シュヴァルツェスマーケン』は"âge"(アージュ)から2006年に発売されたPCゲーム『マブラヴ オルタネイティヴ』のスピンオフ企画として、ゲーム情報誌「テックジャイアン」(KADOKAWA刊)にて連載された小説。PCゲームとしても現在発売中の『紅血の紋章』と2016年に発売予定の『殉教者たち(仮)』の二部作となっている。
シリーズの原点『マブラヴ オルタネイティヴ』のシェアードワールド作品として、『オルタネイティヴ』本編の舞台となる2001年から18年前の1983年東ドイツが舞台。「BETA(ベータ)」と呼ばれる、人類に惨禍をもたらす未知の生命体の侵攻にあえぐ世界情勢のなか、BETAとの交戦の激戦区である東ドイツで最強と呼ばれる部隊「第666戦術機中隊"黒の宣告(シュヴァルツェスマーケン)"」の隊員たちを中心に描かれており、生死を賭けた戦争が続く過酷な状況下で繰り広げられる、人間ドラマが魅力の作品となっている。
そんな『シュヴァルツェスマーケン』がTVアニメ化され、2016年1月10日よりテレビ東京にて毎週日曜深夜1時5分から放送開始予定となっているほか、テレビ大阪では1月12日、テレビ愛知では1月14日、AT-Xでは1月15日よりそれぞれ放送開始予定。今回新たに公開されたアニメキービジュアルは、雪原を背景に主人公・テオドールたちが搭乗する兵器の戦術機や、背後から迫りくる異星起原種BETA、そして涙を浮かべるカティアの姿が印象的に描かれており、物語を象徴するイラストとなっている。
また、公式サイトで公開となるPVではfripSideが歌うオープニングテーマ「white forces」の音源を初公開。プロデューサーの八木沼悟志が原作を読み込み作り上げた楽曲が、今回初披露されたアニメーションと合わさり、絶望世界の中でも守りたいもののため、強く生き抜く主人公たちの生きざま、人類が存亡をかけて侵略者である異星種に立ち向かっていくという、物語の世界観を表現している。
TVアニメ『シュヴァルツェスマーケン』PV
さらに、エンディングテーマはカティア役の田中美海と、アイリスディーナ役の山本希望によるスペシャルユニット「Zähre(ツェーレ)」が担当。ユニット名は文化放送『ラジオ シュヴァルツェスマーケン』にて、リスナーより募集した多数の候補の中から決定している。
TVアニメ『シュヴァルツェスマーケン』は、2016年1月10日よりテレビ東京ほかにて放送開始予定。そのほか詳細はアニメ公式サイトなどをチェックしてほしい。
(C) 吉宗鋼紀・ixtl / テレビ東京 / オルタネイティヴ第二計画