エイズ啓発チャリティイベント・Act Against AIDS 2015『THE VARIRTY 23～23年目のちょこっとリニューアル！武道館の中心であれもこれも叫ぶ！！～』が1日、東京・千代田区の日本武道館で行われた。

Perfumeのモノマネを披露した森カンナ、吉高由里子、ハリセンボン・近藤春菜(左から)

今年で23年目となる同イベントは、「世界エイズデー」にちなんだチャリティイベント。芸能プロダクション・アミューズ所属のアーティスト、俳優、タレントが中心となってコンサートを行う内容で、日本武道館をはじめとする全国9都市12会場で開催された。

オープニングでは、発起人の岸谷五朗を筆頭に、寺脇康文、三浦春馬が、音楽番組『ミュージックステーション』のMC・タモリに扮してノリノリで登場。トップバッターのポルノグラフィティは、『サウダージ』など4曲を披露し、会場に集まった約9,000人の観客を熱気に包んだ。

また、吉高由里子、森カンナ、ハリセンボン・近藤春菜の3人は、Perfumeになりきり、『レーザービーム』を一心不乱にパフォーマンス。観客の大歓声が上がる中、近藤は、「やっと武道館に立ててうれしい」と満足げな表情を浮かべつつ、「マイケル・ムーアじゃねーよ! 角野卓三じゃねーよ!」と1人ノリツッコミで笑わせていた。

トリを務めたPerfumeのあ～ちゃんは、「今年もみなさん楽しんでますかー!?」と笑顔で呼び掛けながら、「うちらの偽物が出てきたじゃろ? 裏では緊張してガタガタしてました」と苦笑い。"本物"の『レーザービーム』を見せつけたPerfumeに、吉高は、「別物でした! ごめんなさい!」と謝罪するも、3人の猛特訓を知るあ～ちゃんは、「頑張っとったよ～」と優しく労っていた。

イベント中には、大晦日に行われる『第66回NHK紅白歌合戦』の話題も。今年落選したポルノグラフィティの2人は、途中MCで、「年末が空いちゃいまして……。親戚も気を遣って、その話題に触れない」(岡野昭仁)、「ももクロときゃりーを誘って忘年会をやろうかな」(新藤晴一)とポツリ。そんな先輩を前に、あ～ちゃんは、「オープニングで『紅白決まったよー!』って叫んじゃった。マイク使わんで良かった」と大焦りする一幕もあった。

なお、同イベントには、そのほか、サンプラザ中野くん、神木隆之介、岸谷香、高嶋ちさ子、堂珍嘉邦、パッパラー河合、Skoop On Somebody・TAKE、ソニン、賀来賢人、平間壮一、石田ニコル、小林由佳、村井良大、加藤潤一、藤林美沙、バイきんぐ・小峠英二、ウルトラマンティガら計36人が登場した。