お歳暮に"贈りたい"ものと、"贈られて嬉しいもの"にギャップ

シニアコムはこのほど、50歳以上のシニアコムMASTER会員を対象に実施した2015年の「お歳暮に関するアンケート」の結果を発表した。それによると、お歳暮に贈りたいものと、贈られて嬉しいものは異なることがわかった。

お歳暮の平均予算、「3,000円～4,000円」がボリュームゾーン

お歳暮を贈る予定はあるかと尋ねたところ、65.2%が「贈る予定がある」と回答。他方、「贈る予定はない」は30.4%となった。

贈る予定の商品を聞くと、「ハム・ソーセージ」が28.4%で最も多く、以下、「ビール」が22.6%、「スイーツ以外の菓子類」が19.0%と続いた。

一方、贈られると嬉しい商品は、「商品券」が31.3%で最多、次いで「ハム・ソーセージ」が28.6%、「ビール」が25.5%と続き、贈る商品と贈られて嬉しい商品の1位が異なる結果となった。

同社は「贈る側としては、金額がすぐ分かってしまうような露骨なものではなく、目と耳で確認して自分が納得したものを贈りたいということで『ハム・ソーセージ』が1位になったのではないか」と分析している。

贈る件数は「2～3件」が43.1%と最も多く、次いで「4～6件」が31.5%。贈る相手は、「親戚」が58.0%、「兄弟姉妹(義理含む)」が41.8%、「友人・知人」が41.6%の順となった。

1件当たりの平均予算は、「3,000円～4,000円」が37.1%でトップ。以下、「4,000円～5,000円」が27.7%、「2,000円～3,000円」が15.6%と続いた。

調査期間は2015年10月31日～11月4日、調査方法はインターネット、有効回答数は50歳以上の個人815人。