JALは11月17日、2016年元旦に実施する「初日の出 初富士フライト」の詳細を発表した。チャーターフライトは成田空港発着と羽田空港発着の2コースを設定し、各空港を離陸した後、2016年の初日の出と初富士を楽しむことができる。
機内では特製のおせち風弁当と紅白まんじゅうを提供し、国内旅行券3万円や都内ホテルペア宿泊券などが当たるお楽しみ抽選会を開催する。また、搭乗の記念に搭乗証明書を用意するほか、ファーストクラス利用者には升酒をお土産にプレゼントする。加えて、成田空港発着フライトでは、成田空港が提供するオリジナルグッズも用意している。
両フライトはともに、5:40頃発~8:00頃到着の1時間半程度のフライトを予定している。 成田空港発着のフライト(JAL2811便)はボーイング777-300ER型機(国際線「JAL SKY SUITE 777」)を使用し、11月26日10:00より募集定員を220人として販売を開始する。一方、羽田空港発着のフライト(JAL1611便)はボーイング777-200ER型機(国際線「JAL SKY NEXT」)を使用し、11月25日10:00より募集定員を350人として販売を開始する。
成田空港発着コースは、館山沖の数千メートル上空で初日の出を観覧し、東京湾上空を横切って西進し、朝日に輝く富士山を望む。その後、浜松市手間で折り返し、伊豆諸島・三宅島付近を通って成田空港に戻ってくる。
成田空港発着コースに関しては、ファーストクラス利用は窓側から2席で16万円、ビジネスクラス利用の窓側から2席で8万8,000円、ビジネスクラス利用の窓側を含まない1席で2万9,000円、プレミアムエコノミークラス利用の窓側から2席で8万3,000円、プレミアムエコノミークラス利用の窓側を含まない1席で2万6,000円、エコノミークラス利用の窓側から2席で7万1,000円、エコノミークラス利用の窓側から3席で9万3,000円、エコノミークラス利用の窓側を含まない1席で2万2,000円となる。
羽田空港発着コースは、富士山北西方面の南アルプス上空にて初日の出を観覧し、その後、北東の福島県只見付近上空を経て、茨城県上空を通過して羽田空港に戻ってくる。
羽田空港発着コースに関しては、ファーストクラス利用の窓側から2席で12万円、ファーストクラス利用の窓側を含まない2席で8万円、クラスJ利用の窓側から2席で9万円、クラスJ利用の窓側を含まない1席で3万円、普通席利用の窓側から2席で7万7,000円、普通席利用の窓側から3席で10万2,000円、普通席利用の窓側を含まない1席で2万5,000円、翼上の席の窓側から2席で7万5,000円、翼上の席の窓側から3席で9万9,000円、翼上の席の窓側を含まない1席で2万4,000円 となる。
全ての席は大人子供ともに同額で、ファーストクラスはJALカード会員限定の抽選販売となる。なお、富士山は当日の天候などの事情により観覧できない場合があり、使用機材・航路は変更になる場合もある。