平成28年度前期のNHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の出演者発表会が6日、都内で行われ、西島秀俊、木村多江、向井理、川栄李奈ら新キャスト15人が発表された。

NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』に出演する前列左から、向井理、木村多江、相楽樹、高畑充希、杉咲花、大地真央、片岡鶴太郎、後列左から、大野拓朗、秋野暢子、ピエール瀧、平岩紙、川栄李奈、坂口健太郎、阿部純子、片桐はいり

本作は、生活総合雑誌『暮らしの手帖』をモチーフに、昭和の激動の時代を生きたヒロインを描く。この日の発表会では、"とと姉ちゃん"こと小橋常子を演じる高畑充希に続き、"戦前編"の新キャストとして西島、木村、向井、川栄のほか、相楽樹、杉咲花、大地真央、片岡鶴太郎、大野拓朗、秋野暢子、ピエール瀧、平岩紙、坂口健太郎、阿部純子、片桐はいりがお披露目された。

ドラマ主演初となる高畑は、来週のクランクインを前に、「(共演者を)聞いた瞬間、ワクワクしました。気合いを入れて、何より楽しみながら撮影したい。みなさんと肩を組んで、長丁場をやり抜きたいと思います」と意気込みを。父親役の西島は仕事の都合で欠席となったが、母親役の木村が、「この1年、なぜか高畑充希さんが気になっていたので、運命を感じています。キラキラしていて役にピッタリ」と微笑むと、高畑は、「疲れ果ててキラキラしなくなる時もあると思いますが、クランクアップまでキラキラできるように頑張ります!」と笑顔で返した。

一方、常子の叔父・鉄郎を演じる向井は、『ゲゲゲの女房』以来の朝ドラ出演に、「思い返すとたいへんな日々だったので、いかに楽しく過ごすかが大事」と戦々恐々しつつ、「座長を支えていけるようにしっかり頑張って、お互いに高め合っていきたい」と力強くエール。また、仕出し屋の一人娘に抜てきされた川栄は、料理シーンもあるということで、「普段から自炊するようにしてるけど、ドラマでは皮を剥くのも包丁。今は身が残らない状態なので、本番までに頑張って練習したい。みなさんお優しい方ばかりなので、学びながら一生懸命頑張ります!」と初の朝ドラ出演に意気込んだ。