Pivotalジャパンは11月6日、PaaS基盤ソフトウェアの最新版「Pivotal Cloud Foundry 1.6」の国内販売を開始すると発表した。

「Pivotal Cloud Foundry」は、オープンソースのPaaS基盤ソフトウェアである「Cloud Foundry」の有償ディストリビューション。

最新版では、次世代ランタイムの実装により、.NETとDockerがサポートされた。これにより、ユーザーはLinuxベースのアプリケーションとWindowsベースのアプリケーションが混在する環境をサポートすることが可能になる。

また、スケジューリング、ヘルスチェック、ロードバランス、エンタープライズID、ロギング、マルチクラウドサポートなどの機能を、Dockerベースのアプリケーションで利用できるようになった。

加えて、Amazon Web Services(AWS)、VMware vSphere、VMware vCloud Airに加え、OpenStackにも対応。対応しているOpenStackのリリースはIceHouseおよびJuno。

そのほか、マイクロサービスとSpring Cloud Serviceの統合によって、本番環境に即応する一連のサービスをPivotal Cloud Foundryマーケットプレイスに加えることでマイクロサービスを構築することが可能となる。

「Pivotal Cloud Foundry 1.6」の構成