ネクストジェンは10月28日、同社のマルチ・キャリア対応エンタープライズSBC(Session Border Controller)製品である「NX-E1010」に通話録音機能を追加した。

NX-E1010の構成イメージ

同製品は、異装置間で発生するメッセージ・フォーマットの差分を吸収し、VoIP通信事業者ネットワークとの相互接続を可能にするという。今回の機能追加で、同製品を経由する全ての通話の録音が可能になったとしている。

同製品1台にSBCと通話録音の2つの機能を集約でき、マルチ・キャリア対応かつ多数の回線が収容可能という同製品が従来から持つメリットに加えて、通話録音装置を必要とする環境における機器費用および導入費用の低減と、導入の簡素化を実現するという。 また、当初はVoIP用のゲートウェイとして導入し、後から通話録音機能を利用することも可能とのこと。