広瀬アリス、『釣りバカ日誌』で魚料理特訓も「もう全くやってない…」

女優の広瀬アリスが22日、東京・品川区のテレビ東京天王洲スタジオで、23日スタートの同局系新ドラマ『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』(毎週金曜20:00～20:54 ※初回は2時間スペシャル)の制作発表会見に出席し、役を演じるにあたっての魚の料理を「全くやってないですね…」と反省した。

"釣りバカ"の主人公・ハマちゃんこと浜崎伝助が、勤務先の建設会社社長・スーさんこと鈴木一之助と巻き起こすコメディで、映画版でハマちゃんを演じた西田敏行が、今回スーさん役を演じることでも話題の同作。広瀬は、濱田岳が演じるハマちゃんの妻になるヒロイン・小林みち子役を演じる。

みち子さんは、ハマちゃん行きつけの定食屋の看板娘。その料理の腕前は一級品という役柄で、劇中では、釣ってきた魚の調理方法を、みち子さんが料理番組のようなテイストで紹介するミニコーナーもある。

この役作りのため、広瀬は、撮影前から魚の調理を特訓し、3枚に下ろせるようになったという。しかし、司会から「魚料理は得意になりましたか?」と聞かれると、「そうですね、あの……」と絶句。しばらくして「(自分は)まだまだだなと思い、みち子さんはすごいなって、演じながら尊敬しています」と質問をかわした。

そこに司会から「家で練習していると聞いたのですが…」と突っ込まれると、「クランクインする前はしていたんです。クランクインしてからも、2話、3話と、回をおうごとに1品ずつ(魚料理)を作るんですけど、もう全くやってないですね…」と正直に白状し、会場の笑いを誘った。

また、女性の視点から、ハマちゃんの魅力を聞かれた広瀬は「旦那さんには絶対にしたくないですね」と即答。ただ、「優しさが本当にあって、一緒にいるだけで心が安らぐところが魅力ですね」と、きっちりフォローもしていた。

映画版のハマちゃんは、万年ヒラの中年サラリーマンが描かれたが、初の連続テレビドラマ化となる今作は、新入社員時代が舞台。初回では、ハマちゃんとみち子さんの出会いも描かれ、その後の恋物語も見どころとなっている。