ジーニーはこのたび、媒体社が保有する、付加価値が高く限定されたプレミアム広告枠の売買が可能なプライベート・マーケットプレイス(PMP)の提供を開始した。
同社によると、Web広告市場において現在(2015年10月時点)、RTB(Real Time Bidding)を利用した広告運用が中心となっている。RTBは、特定のターゲティング条件に合致するユーザーをリアルタイムに買い付けられる一方、媒体社は「自社媒体に掲載された広告情報が把握できない」、広告主は「広告が掲載されたサイトが把握できない」といった課題があったという。
今回、PMPを提供することで、媒体社は「Geniee DMP」と併用すると、1st Partyデータを用いた独自性の高い自社商品を「Geniee PMP」内で販売することが可能になり、更なる収益の向上が期待できる。
また、広告主・代理店は、「Geniee PMP」を買い付けることができる専用コンソールを用いることで、「Geniee SSP」を使用している約3,000の媒体社によるプレミアムな広告商品の購入が可能となる。