日産自動車(日産)、三菱自動車工業(三菱自動車)および両社の合弁会社であるNMKVは10月16日、次期型軽自動車の企画・開発を引き続き共同で行うことに合意したと発表した。近く三社間で覚書を締結するという。
今後、設計開発、実験など実際の開発業務について日産もより深くかかわることとなる。また、NMKVの機能を強化し、これまで担当してきた商品企画やプロジェクト開発などのマネジメント機能に加え、開発と生産の連携をより円滑、強化するための部署を新設する。生産については、従来通り三菱自動車の水島製作所で行う予定だ。
日産と三菱自動車の軽自動車に関する協業事業は、2011年6月に企画開発を行う合弁会社としてNMKVを設立して以来、2013年6月に「デイズ」、「eKワゴン」、2014年2月には「デイズルークス」、「eKスペース」を生み出しており、両ブランドを合わせた販売台数は9月末までで累計50万台に達している。
同協業プロジェクトでは軽自動車EVの企画開発にも取り組んでいるが、軽EVを含め、次期型軽自動車の車両概要、発売時期など詳細については明かされていない。