メタップスは10月7日、人工知能がECサイト内のユーザー行動を学習し、購買率や継続率を最大化する新サービス「SPIKEオートメーション」の提供を開始した。

「SPIKEオートメーション」サイト画面

「SPIKE」とは、リンクを設置するだけで利用できるオンライン販売・決済サービス。ECサイトに数行のコードを実装するだけで、カード決済が導入できるAPIも提供する。同サービスにてこれまで、購買を分析してきたノウハウを活かし、顧客のECサイトに訪問したユーザーの行動を人工知能でリアルタイムに分析し、販促施策を実施する「SPIKEオートメーション」の提供を行っていく。

同サービスでは、システムが行動パターンからユーザーをいくつかのグループに自動分類し、最適なグループに最適なタイミングで割引クーポンなどを付与するなどの販促を実施することで購買率を最大化。同施策の繰り返しにより成果を検証し精度を向上させていくという。

また、どのようなクーポンを誰に提示するのかといった初期導入作業や、運用開始後のPDCAサイクルをまわす運用フローをSPIKE側で解析し最適化するため、運用コストをかけずにコンバージョン率の改善が可能となる。