ベテラン俳優の吉田鋼太郎が、来年1月にスタートするテレビ東京系ドラマ『東京センチメンタル』(毎週金曜24:12~24:52)で、連続ドラマ初主演を務めることが7日、分かった。

連続ドラマ初主演を務める吉田鋼太郎

同作は、昨年末に1時間半の特別ドラマとして放送されたもので、東京の下町・言問橋にある老舗和菓子屋「くるりや」が舞台。吉田演じるこの店の菓子職人・久留里卓三が繰り広げる日常を描く、オリジナル脚本の作品だ。卓三は、55歳でバツ3だが、毎話ひょんなことから女性に恋心を抱き、酒や料理を前に語り合う。

この女性役には、毎回豪華な女優陣がマドンナとして登場し、その恋が成就するのかが見どころだ。そして、2人が語り合う店は、東京の下町に実在するもの。川魚が名物の柴又のうなぎ屋、手作りスイーツが有名な押上のコーヒー店、池波正太郎が愛した神保町のそば屋など、グルメの名店情報としての側面も持っている。

吉田は、連ドラ化の話を聞いたときのことを「にわかには信じられない気持ちでした」と振り返りながら、「是が非でも、皆さんに喜んでいただけるドラマにしなければ」と強い使命感。毎回登場するマドンナたちとの出会いに「大変楽しみです」と期待をかける。ちなみに、吉田おすすめの下町のお店は、浅草にある「並木薮蕎麦」だという。

また、脇を固める出演陣も、特別ドラマから続投。「くるりや」のアルバイト店員・須藤あかね役を演じる高畑充希は、久々の現場に「ドライで肝が据わっていて、ちょっぴりチャーミングなあかねちゃんに再会できて、とてもうれしいです」と喜び、理容店主・柴田幸吉役を演じるラーメンズの片桐仁は、卓三の昔なじみで過去の女性を知る役どころに「この役好き」と愛着を語っている。

そして、今回から新たにレギュラーとして参加するのは、卓三の過去を知る謎多き女性・玲子役を演じる大塚寧々。「今までの雰囲気を壊さないように」と謙虚に語りながら、「大人の女性として、それを含みつつ、抑えつつ、でも表面はさっぱりと…な玲子を演じていきたいです」と意気込んでいる。

吉田鋼太郎

高畑充希

片桐仁

大塚寧々

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