北越急行は5日、イベント列車「超低速スノータートル」の運行について発表した。運行日は11月7日で、ほくほく線の犀潟駅から六日町駅まで、通常の普通列車が1時間前後で走行する区間を約4時間かけて走るという。
同社は今年3月のダイヤ改正で、超快速「スノーラビット」(越後湯沢~直江津間を1時間弱で走行。途中停車駅は十日町駅のみ)をデビューさせて話題に。11月7日に運行される「超低速スノータートル」は、超快速「スノーラビット」とは対照的に「超低速走行」を行い、トンネル内信号場体験・信濃川橋りょう見学など「貴重な体験をしながら亀のようにゆっくりゆっくりほくほく線を走ります」とのこと。
超低速「スノータートル」は犀潟駅を10時44分に発車。ほくほく線を約4時間かけて走行し、六日町駅には14時48分に到着する。定員は80名で、全席指定での運行となるため、普通乗車券と座席指定券100円(事前予約または当日車内で発売)が必要となる。駅・電車内にて駅弁の販売も行われるとのこと。
同列車に接続する列車として、直江津駅を10時36分に発車する臨時列車も設定。東京から訪れる場合、上越新幹線と超快速「スノーラビット」(越後湯沢駅9時17分発・直江津駅10時14分着)、または北陸新幹線・えちごトキめき鉄道の利用で直江津発の臨時列車に乗車でき、犀潟駅で「超低速スノータートル」へ乗り換えられる。六日町駅を15時4分に発車し、越後湯沢駅に15時20分に到着する臨時列車も設定される。
事前予約は10月7日9時から運行前日の17時まで、北越急行営業企画課への電話またはメールにて受け付ける。鱈めし駅弁(1,200円)の予約も可能とのことだ。