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Malwarebytesは9月29日(米国時間)、「Skype Hacking Tool: A Sting in the Tail|Malwarebytes Unpacked」において、 Skype関連のハッキングツールに安易に手を出すべきではないと忠告した。それらは都合のよいハッキングツールを装っているが、その実はバックドアであり、使用することでそれ相応の報いを受けることになると指摘している。

Skype関連のハッキングツールはすでにいくつも存在している。うたわれている機能はSkypeのIDからそのユーザのパスワードを得られるといったものから、Skypeクレジットを生成するもの、スパムメッセージを送信するものまで、何種類も存在する。大抵、フリーのファイル・ホスティング・サービス経由で提供されていて、提供するとしている機能に釣られてインストールしてしまうと、トロイの木馬などのマルウェアに感染するといった仕組みになっている。

不正利用を目的としたソフトウェアをダウンロードして利用しようとすることがそもそもの問題だが、Malwarebytesでは「そのソフトウェアが自分にとって何をしてくれるか」を考えるのではなく、「この無料のソフトウェアを開発した人間の意図」を考えるようにすることで、こうしたワナにはまることを回避しやすくなるとコメントしている。